Москваの歴史的建造物












※AIイラスト
 -モスクワ・クレムリン/Московский Кремль-
クレムリンはロシア語で「宮殿」を意味する言葉。ロシアにはいくつかクレムリンがありますが、モスクワのクレムリンが1番有名です。モスクワのクレムリンは、旧ロシア帝国の宮殿で、現在もロシア連邦の大統領府や大統領官邸が設置されている為、ロシア政府の代名詞と言われています。

◎見どころ
『大クレムリン宮殿』皇帝が住んで居た豪華な宮殿。現在では公式行事で使われています。観光の際は外観だけ楽しむ事が出来ます。

『武器庫』皇帝の宝物が展示される博物館。金の馬車やダイヤモンドの王冠、ファベルジェの卵など一歩入ればキラキラ輝いた空間が広がっています。1500年代の古代ロシアの時代に王室の武器が保管されていたため、武器庫と言われていますが、現在はロシア歴代王朝の王冠や玉座、美術品、海外からの贈り物など豪華な博物館となっています。

『大聖堂広場』クレムリンの中にある広場。周りには3つの美しい教会があり、ロシア正教の歴史を感じられる場所です。皇帝の戴冠式が行われたウスペンスキー大聖堂、皇帝のプライベートな教会であるブラゴヴェシェンスキー大聖堂、そして皇帝のお墓があるアルハンゲリスキー大聖堂。
玉ねぎ型が特徴の美しい建造物が沢山見られますし、ウスペンスキー大聖堂では「フレスコ画」や「イコン」を見る事も出来ます。イコンはイエス・キリストや聖書の出来事が描かれた板絵のことで、「ウラジーミルの生神女」などがあります。

『イヴァン大帝の鐘楼』高さ81mの塔で、昔はモスクワで1番高い建物でした。眺めが最高です。

『皇帝の大砲と鐘』世界最大級の大砲(使われた事はないらしい…)と、壊れた巨大な鐘があり、迫力満点の記念撮影スポット!

 ❢注意事項❢
クレムリン内部はチケットが必要で武器庫と大聖堂広場は別料金となっています。オンラインで事前予約もできるのでそちらがお勧め。入場時の荷物検査が厳しく、場所によっては撮影禁止な場所もあるので事前に確認しておくことが大切です!


 -赤の広場/Красная площадь-
モスクワの中心にあるこの広場は、歴史や文化が詰まっていて見どころや楽しみ方が沢山あります。観光客にとっては”ここに行けばロシアを感じれる”という特別なスポットです。赤の広場の「赤」は「美しい」という単語と語呂が似ており、語源にも関連があると考えられています。古代スラヴ語でも単に赤い色を示すだけではなく、「美しい」「立派な」という意味合いも持っていました。このため、赤は美しさや生命力、豊かさの象徴として古くから親しまれています。例えば、伝統的なロシアの刺繍や民芸品では、赤が鮮やかに使われポジティブなイメージを表現している所も注目です。

◎見どころ
『歴史と文化の体験』クレムリンの赤い壁、レーニン廟、聖ワシリイ大聖堂が直ぐ近くにあり、まるでタイムスリップをしたみたいな空間です。映画で見た景色をリアルに感じられます。

『フォトジニックな景色』聖ワシリイ大聖堂の玉ねぎドームやライトアップされたグム百貨店は、SNS映えも抜群です。
   -聖ワシリイ大聖堂-
聖ワシリイ大聖堂は、ロシア・モスクワの赤の広場南端に建つロシア正教会建築の傑作で、正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂」です。16世紀にイヴァン4世(雷帝)の命によって建立され、その独特な玉ねぎ型ドーム群はロシアを象徴する景観として世界的に知られています。現在は博物館としての役割も担い、モスクワを代表する文化遺産となっています。

1990年に、モスクワのクレムリンと赤の広場の世界遺産登録 の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。赤の広場とクレムリンの景観を象徴する建築物であり、古ロシア教会建築の最高傑作の一つです。
 

 -グム百貨店/Главный универсальный магазин-
ロシアの激動の時代を反映した建物。帝政ロシアから現代まで約130年間にわたるドラマチックなストーリーを映し出した”生きる歴史”です。

1893年に帝政ロシアの近代化を象徴する商業施設として建設されました。しかしロシア革命後は国有化となり、スターリン時代には官庁として使われ、さらには取り壊し計画まで浮上しました。それでも1953年にはソ連を代表する百貨店として復活します。現在は世界的な高級ブランドが並ぶ華やかな商業施設ですが、その美しいガラス屋根の下には、帝政、革命、ソ連、現代ロシアへと続く約130年の激動の歴史が息づいています。

美しいガラス張りのアーケードが印象的で、館内に差し込む自然光が優雅な空間を演出します。ルイ・ヴィトンやグッチなどの世界的ブランドをはじめ、ロシアの伝統工芸品や雑貨を扱うショップ、カフェやレストランなど200を超える店舗が並び、ショッピングだけでなく散策も楽しめます。中央の噴水は待ち合わせや記念撮影の人気スポット。季節ごとに変わる華やかな装飾も見どころで、特にクリスマスシーズンは幻想的なイルミネーションに包まれます。また、ソ連時代の食堂を再現した「食堂57番(Stolovaya No.57)」では、ボルシチやビーフストロガノフなど本場のロシア料理を気軽に味わえます。名物のGUMアイスクリームもぜひ味わいたい一品です。

歴史ある建築を眺めながらショッピングやグルメを満喫できるGUMは、モスクワ観光の魅力がぎゅっと詰まった、何度でも訪れたくなるスポットです。

 ‐救世主ハリストス大聖堂/Храм Христа Спасителя‐
救世主ハリストス大聖堂)は、モスクワにあるロシア正教会の総本山級の大聖堂であり、モスクワおよび全ロシア総主教の座聖堂として機能しています。現在の建物は20世紀末に再建されたもの。
この大聖堂は、1812年のナポレオンのロシア遠征からの勝利と犠牲者を記念するため、皇帝アレクサンドル1世の命令で建設が計画される。19世紀後半に完成しましたが、1931年にソ連指導者ヨシフ・スターリンの命令で爆破され、その跡地には巨大な「ソビエト宮殿」の建設が予定されましたが実現しませんでした。
   ‐ノヴォデヴィチ女子修道院
ノヴォデヴィチ女子修道院は、ロシア・モスクワ南西部に位置する16~17世紀のロシア正教会の修道院複合施設です。要塞としての役割も兼ね備え、ロシア皇室や貴族と深く結び付いた歴史を持ちます。2004年には、その優れた建築的・歴史的価値が認められ、ユネスコ世界遺産に登録されました。

修道院は「モスクワ・バロック様式」を代表する建築群として高く評価されています。赤と白を基調とした城壁、優美な鐘楼、そして複合施設最古の建物であるスモレンスキー大聖堂が特に有名です。保存状態が非常に良好で、17世紀ロシア正教建築の姿を現在まで伝えています。

   -コローメンスコエ/Коломенское-
モスクワ川を見下ろす高台に広がる歴史公園・博物館保護区で、かつてロシア皇帝たちの離宮として利用された場所です。現在は広大な景観公園と野外博物館を兼ね備え、ロシア建築史を代表する建造物群を保存しています。特に16世紀の昇天教会はユネスコ世界遺産に登録されており、モスクワを代表する歴史的名所の一つです。

◎見どころ
コローメンスコエ最大の象徴は、1532年に建立された世界遺産の昇天教会です。この教会は、後のイヴァン4世(雷帝)の誕生を記念して建てられたもので、石造建築としては初期の「天幕屋根(シャチョール)」様式を採用した革新的な建築として知られています。その独創的なデザインは後世のロシア正教会建築に大きな影響を与えました。
   ‐ボリショイ劇場
ボリショイ劇場は、ロシアの首都モスクワ中心部にある世界有数のオペラ・バレエ劇場です。1776年に起源を持ち、現在の壮麗な建物は19世紀半ばに再建されました。ロシア文化の象徴的存在として知られ、ボリショイ・バレエ団とボリショイ・オペラの本拠地でもあります。

ボリショイ劇場はロシアのオペラとバレエの中心地として発展してきました。チャイコフスキーの《白鳥の湖》や《スペードの女王》など、多くの重要作品と深い関わりを持ち、世界最高峰のバレエ団の一つとされるボリショイ・バレエの本拠地として国際的な名声を獲得しています。

   ‐スターリン様式高層建築群
スターリン様式高層建築群は、第二次世界大戦後の1947年から1957年にかけて建設され、ソ連の国力や技術力を象徴する国家プロジェクトとして計画されました。現在もモスクワの都市景観を代表するランドマークの一つです。

スターリン様式(スターリン・ゴシック)は、アメリカの摩天楼から着想を得た垂直性と、古典主義建築の壮麗さを融合した様式です。高い中央塔、尖塔(スパイア)、左右対称の構成、豪華な装飾が特徴で、権威と威厳を視覚的に表現しています。これらの建物は単なる実用施設ではなく、国家の理想や威信を示す巨大なモニュメントとして設計されました。
その内の一つであるモスクワ大学本館は高さ約240メートルで、1953年から1990年までヨーロッパ最高層の建物でした。







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